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2006.07.18

京都・祇園祭 ~雨中巡行~

Kikusuihoko0607172
(菊水鉾)

祇園祭山鉾巡行の日は、梅雨が明けて夏晴れになる。かつてはそう言い慣わされていたものですが、何年か前に雨で順延になって以来、この伝統も怪しくなった様です。

2006年7月17日も朝から雨。降水確率は70%となっており、まず止みそうにはありません。この雨の中、巡行が決行されるのかどうか心配になったため、京都市観光協会に確認の電話を入れてみました。すると返事は順延はないとの事。今年を逃すと休日と巡行が重なるのは数年待たなければならないので、思い切って出かける事に決めました。

Houkahoko0607172_1
(放下鉾。稚児人形に礼をさせていますが、どういう意味があるのでしょう?)

行き先は河原町三条の北東角。ここは少々遅く行っても場所が取りやすいのが取り柄です。到着は午前9時30分頃の事で、その頃には雨も弱くなっていました。少し端の方になってしまったものの、無事に最前列が確保できて一安心です。警備のアナウンスでは、先頭の長刀鉾が四条河原町で辻回しを行っているところとの事でした。

Uradeyama0607171

ところが暫くすると雨脚が強くなり始め、長刀鉾が到着する頃には、まさに土砂降りの雨となってしまいました。アーケードの下に居た私たちも、傘を差さないとずぶ濡れになってしまうほどの降り方です。そんな中で、健気に歩いていた占出山のお稚児さん。これだけ降ると傘もまるで役に立たないですね。

Tourouyama0607171

この日の楽しみの一つが、蟷螂山のカマキリを見る事でした。この人形はカラクリ仕掛けになっていて、羽根を広げたり、鎌を振り上げたりと、ユーモラスな動きを見せてくれるのです。ところが、この日は雨除けの為にビニールが被されており、動きを見るどころか、その姿もはっきりと見えない状況でした。仕方が無いとはいえ、ちょっと残念でした。

Ayagasahoko0607171

河原町三条に陣取るもう一つのメリットが、この綾傘鉾の棒振り囃子を見られる事です。綾傘鉾は、元治の大火で失われて以来長く途絶えていたのですが、昭和48年に棒振り囃子として復活し、同54年から綾傘を伴って巡行に復帰しました。緩急のリズムに乗ったダイナミックな踊りで、山鉾巡行に華を添えてくれています。

Minamikannonyama0607171

さしもの雨も、掉尾を飾る南観音山が過ぎていく頃には小降りになっていました。傘を差しながらその後ろ姿を見送る人達です。今年の人出は過去最高を記録した昨年よりも大幅に減ったとの事ですが、この雨ではむしろ良く集まった方だと言えるでしょう。雨の祇園祭は、得難い貴重な体験だったとも言えそうです。

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コメント

TV中継を見ていて、「わっ、雷が光った!」と思ったら、カメラのフラッシュでした(^_^;)

雨の中の巡行は安全面でも気を使わなければならないので大変でしょうね。

投稿: Milk | 2006.07.19 14:20

Milkさん、コメントありがとうございます。
この日は遠雷の音はしていたと思いますが、雷鳴が轟くという事はなかったです。
雨で暗かったので、自動設定のカメラでは、フラッシュが光ったのでしょうね。
四条傘鉾では、子供の舞の行列を四条河原町で引き上げさせたそうです。
健康を配慮しての事だそうですが、大人でも堪えた事でしょうね。
とりあえずは事故もなく、無事で良かったです。

投稿: なおくん | 2006.07.19 20:01

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