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2005.07.16

京都の夏 祇園祭

naginatahoko11

京都に夏の訪れを告げる祇園祭が、いよいよクライマックスを迎えます。今日16日は宵山、そして明日17日は山鉾の巡行が行われます。本当ならどちらも行きたいところなのですが、残念ながらそうも行かなくなったので、せめて山鉾だけでも見ておこうと昼の鉾町を訪ねて来ました。

hakugayama11今日の京都は、梅雨明け間近を思わせる、うだる様な暑さ。正確にはわかりませんが、30度は軽く超えていたでしょう。その暑い最中、大勢の人達が山鉾の見物に訪れていました。

さすが祇園祭と言うべきか、幼い子供を連れた家族連れから、かなりお年を召した方まで、実に幅広い年代層の人が歩いています。でも、これだけ暑いと年配の方には危険だったんじゃないかな。かくいう私も、軽い熱中症のような感じになってしまいました。倒れ込む程ではなかったのですけどね、今でも軽い頭痛がしています。帽子も日傘も用意せずに行ったのは失敗でした。

taisiyama18昼間に鉾町を訪れるメリットは、夜では判らない飾り付けを見る事が出来る事。ここ太子山では、赤い日傘と提灯が印象的でした。

もう一つは、これも夜では判りにくい胴掛や見送りといった懸装品を、じっくりと見る事が出来る事です。
山鉾の懸装品は貴重な文化財が多く、およそ京都には不似合いに思えるペルシャ絨毯がふんだんに使われていたりします。その絵柄も西洋の神話だったりとか、神道とは縁のない物も多いですね。今なら京都らしさに囚われて西陣織あたりにこだわってしまいそうですが、昔の人は実に自由な発想をしていたのだと改めて気付かされます。その当時に手に入る最高級の布地を使ったということなのでしょうね。宵山だと人波に流されるばかりで、こういう事にはまず思いが及びません。

houkahoko20各山鉾を見比べていくと、その装飾にかなりの格差がある事に気付きます。装飾らしい装飾のない実にシンプルな山があるかと思えば、金箔を張り巡らせた豪華絢爛たる鉾があったりします。例えばこの放下鉾は、屋根の軒下、破風、柱に至るまで見事な装飾が施され、鉾全体が一個の工芸品の様です。

こうした違いは、各鉾町の経済力に差があった事を示しているのでしょうね。お祭りは神事であり、豪華であれば良いというものでは無いでしょうけれども、町衆同士の見栄の張り合いという側面もあった事でしょう。旦那衆を多く抱える町は、より豪華にと競い合いながら鉾を飾り付けていったのでしょうね。また、そうでない町も、京の祭を支えるという心意気で、伝統を今に繋いで来ているのだと思います。どちらも甲乙付けがたい素晴らしい事ですよね。

houkahoko25祭りと言えば出店ですよね。祇園祭の場合は夜が本番ですが、昼間から営業している店も多くありました。せっかくですから、息子達も当て物の店で遊んで来ました。1回300円ですから安いとは言えませんが、お祭りだからと良いかという気になるから不思議です。結果は末等のブロマイド。2人は応援している阪神の檜山選手を選んできました。

今頃は宵山の真っ最中。鉾町はさぞかし賑わっている事でしょうね。夜店の人も忙しくしているのかな。来年は、私もあの人混みの中で、京都の夏の夜を堪能してみたいと思っています。

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コメント

ニュース見てたら、京都は大変なことになってるんですね。
6ヶ月前からホテルは満員。
滋賀のホテルも満員なんだって。

今年も見に行けなかったので来年のお楽しみにしよう(^_^;)

投稿: Milk | 2005.07.16 23:29

Milkさん、コメントありがとうございます。
3連休と山鉾巡行が重なったのは、史上初めてだからなのでしょうね。
昨日も昼間から人が溢れていました。例年ならこんなには居ないと思うのですけどね。
宵山と今日の巡航は、さぞ凄いことになった事でしょうね。

投稿: なおくん | 2005.07.17 09:28

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