2005 壬生詣
一年ぶりに訪れた壬生界隈は、昨年の熱狂ぶりと比べると、とても静かになっていました。一時は時間待ちが常識だった八木邸も、この日(6月11日)は閑散とした様子。受付の人が手持ちぶさたに座っていました。雨のせいでもあったでしょうけどね。
後ろ向きにポーズを決めているのは、壬生寺に再来した新選組隊士、ではなくて、隊士の服装をしたパフォーマーです。どういう方なのか聞きそびれましたが、ずっと壬生界隈を練り歩いておられましたから、地元の振興策の一つなのでしょうか。
なんでわざわざ後ろ向きなのかというと、私の隣に居た中学生達が、後ろ姿の方が哀愁があって良いと注文を付けたから。その声に応じて、後ろ向きにポーズを決めたところがこの写真です。なかなかサービス精神旺盛なパフォーマーですね。
ブームは去りましたが、壬生界隈の雰囲気は変わりません。ずっと以前に比べれば、土産物店や看板が氾濫して、風情が壊れたと言う人も居るでしょうけど、私としては今ぐらいの感じが丁度良いと思ってます。昔は、カメラを持ってうろうろしていると、何をしているのかと言わんばかりに不審そうな目で見られたもんね。
新選組が本当に好きな人は、壬生を訪れるなら今ですよ。観光客は少なくなったけど、案内も整備されているし、土産物も揃ってます。心ゆくまで幕末に思いを馳せる事が出来ますよ。
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コメント
壬生の方へ行かれたんですね。
実は壬生もまだ行ったことがない(^_^;)
雨の日でも楽しみ方がいろいろあって楽しそうですね。
アジサイも、菖蒲もしっとり雨に濡れているのがとても綺麗です。
ザザ振りでは困りますけどね(*^_^*)
投稿: Milk | 2005.06.12 10:01
Milkさん、コメントありがとうございます。
壬生は、新選組ファンにとっては聖地の様なもので、
私は毎年行っています。
幕末に興味のある人にとっては、面白い場所だと思いますよ。
他には、節分と4月の末に行われる壬生狂言でしょうね。
実はこちらはまだ行った事が無いのですが、厄払いの為に行われる炮烙割りは、
なかなか見応えがあるそうです。
少しの雨なら、しっとりした写真が撮れるので、場所によっては歓迎です。
ただ、傘を持ったままカメラを構えたので、
上の写真のフレームがゆがんでしまっているのですけどね。
投稿: なおくん | 2005.06.12 10:27