2005 F1 ヨーロッパGP 2日目結果
ヨーロッパGPの予選は5月28日に行われ、ウイリアムズのハイドフェルトが自身初のポールポジションを獲得しました。2位にはマクラーレンのライコネン、3位にはウイリアムズのウェバーが入っています。予選方式が今回から土曜の一回だけと改められたため、この順位がそのまま最終グリッドという事になります。
フリー走行を通じてあまりぱっとしなかったウイリアムズでしたが、予選では見事に1・3を決めました。モナコで2位・3位となったおかげで走行順位が後だった事が幸いしたのでしょうけれども、このところ快調なライコネンを押さえてのポールですから、車そのものも相当改善されたものと思われます。それに、ともすれば日陰の存在だったハイドフェルトに、光が当たり出している様にも思えますね。2002年シーズンの開幕前、同じザウバーに在籍しながら、マクラーレンに呼ばれたのはメルセデスの地元ドイツ出身のハイドフェルトではなく、後輩のライコネンでした。以来、常に光の中に居たライコネンに対して、ハイドフェルトはザウバーからジョーダンへと格落ちの悲哀を味わっています。そして苦難のシーズンを過ごした後、今年ようやく一線級のチームにたどり着き、初めてライコネンに一矢を報いる日が来た様です。明日のレースでハイドフェルトがライコネンに対してどういう走りを見せるか、このレースの最大の見所となりそうですね。
トヨタもここニュルブルクリンクでは、速さを取り戻した様です。トゥルーリは、トップ3こそ逃したものの4位と表彰台を狙うには十分な位置に付けています。ただ、ラルフはトゥルーリから0.692秒落ちとかなりの差を付けられており、どうも今ひとつ乗り切れていない印象を受けますね。
ルノーは、アロンソの6位がやっとと失速ぶりが目立ちます。序盤戦だけを見ればシーズンを通して独走しそうな勢いだったにも係わらず、一気にフロント争いから脱落してしまうとは、F1の恐ろしさを改めて思い知らされている様です。ここでもしアロンソが無得点でライコネンが優勝したとしても、個人タイトルはアロンソが依然としてリードしたままですが、コンストラクターズタイトルは、マクラーレンに逆転されてしまう事になります。ルノーとしては、ここが踏ん張りどころ。苦しい展開の中、どういうレースを見せてくれるのか注目したいところです。
フェラーリは、バリチェロ7位、シューマッハ10位と、ここでも苦戦を強いられています。ただ、ここはモナコほど抜けないサーキットという訳でもないので、レース本番となれば上位へ進出して来る事でしょう。表彰台は、ちょっと遠いでしょうけどね。
B.A.Rは2レース欠場の上、出走順が一番最初だったという事が災いして、バトンが13位、佐藤が16位と散々な結果に終わっています。あらかじめ予想されていた事でもありやむを得ないとは思われますが、それでもやっぱり寂しい結果ですね。昨年のここでのレースは、バトンが3位入賞、佐藤は快走したものの、バリチェロと接触してのリタイアでした。このレースで佐藤の速さが世界に認識された様なもので、相性は決して悪くないサーキットのはずですから、決勝では思う存分暴れて欲しいものです。
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