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2005.02.01

義経 4の2

義経 第4回 「鞍馬の遮那王」その2

病に倒れた清盛を見舞う後白河法皇。

平清盛が病に倒れたのは、1168年(仁安3年)の事、51歳の時でした。この時の病が何だったのかは平家物語には書かれていません。また、後白河上皇が見舞いに訪れたという事も書かれていませんので、多分このドラマオリジナルの設定なのでしょう。しかし、この時期の清盛と上皇は密接な関係にあり、いかにも起こりそうな事ではあるので、どこかの物語に書かれている事なのかもしれません。平家物語では、清盛はこの病気平癒のために出家して法名を「浄海」と名乗り、その甲斐あってか病は直ちに全快したとされています。清盛は出家した翌年に福原の別荘に移り住み、以後まれにしか上洛しなくなってしまいます。ドラマでは上皇が勧めた事になっていましたが、一説として、大和田の泊を拠点とする日宋貿易を陣頭指揮する為だったのではないかと言われています。

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