新選組!39
新選組! 第48回「流山」
勝沼から帰った近藤と土方は、ちりぢりになった隊士を集め、江戸の北東の五兵衛新田で、密かに再起を期します。
新選組が五兵衛新田に入ったのは1868年(慶応4年)3月13日の事で、4月1日まで滞在しています。この五兵衛新田で近藤達が世話になったのが金子家で、昭和50年にこの金子家から文書が見つかり、当時の新選組の様子が詳しく判るようになりました。それによれば、13日夜に近藤が率いる48名、その2日後は約50名を率いて土方が金子家に入りっています。ここで、新選組は隊士の徴募を行い、総勢200名を超える部隊となったといいます。この部隊はあくまで礼儀正しく、無礼を働く事は無かったと伝えられます。また、五兵衛新田滞在中の経済的な負担は金子家が行い、その額は300両に達したそうです。これに対して、出立のときに近藤が御礼として置いていったのは、わずか5両に過ぎなかったとか...。
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コメント
こんばんは。TBさせていただきました。
明日も楽しみにしています。
投稿: Yuseum | 2004.12.07 20:56
Yuseumさん、コメントとTBありがとうございます。
あと残り一回となってしまい、寂しいなと思いながら記事を書
いています。書きたい事が多くて遅々として進みませんが、最
後までおつきあい願えたら幸いです。
投稿: なおくん | 2004.12.08 00:34