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2004.12.29

遅まきながら、「ハウルの動く城」感想記

haurukanban

公開から1ケ月以上が経ち、いまさらながらと言う感じもしなくはないですが、ハウルの動く城を見てきました。場所は、京都の三条にある京都宝塚劇場。時間は一番早い9時開演の分です。

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公開から随分と時間が経っているのでさほど混まないかと思っていたのですが、甘かったです。着いたのが8時15分頃でしたが、既にご覧の行列。今更ながら、宮崎アニメの人気の高さを思い知らされました。最終的には8割の入りで、前列の左右のブロックが空いていたぐらいでした。ちなみに、次の回は満席だったようですね。観客はやはり子供連れが多かったですが、カップルや友達同士の若者も結構居ました。宮崎アニメのファン層の広さを物語っているようです。

さて、肝心の映画ですが、まずは秀作と言って良いでしょうね。少なくとも、見て損はしないという感じかな。予告や宣伝が無く、いきなり本編から始まったので暫くは映画の世界に入り込むのに時間が掛かったのですが、入ってしまえば後は宮崎ワールド、ジブリの世界を堪能しました。どうなる事かと思っていた声優・木村拓哉も、評判どおり作品と見事にマッチしており、全く違和感は無かったです。改めて彼の才能を感じました。気になる所と言えば、これまでのジブリ作品で出て来たセリフや仕草、キャラクターが結構出て来たところかな。特に「ナウシカ」「天空の城 ラピュタ」「千と千尋の神隠し」がかぶっています。細かく見ると、もっとあったかもしれません。なんで今更これを繰り返すのだろうというのがいくつかありました。もしかしたら、宮崎アニメの集大成という意味もあるのかしらん。それを踏まえても、「もののけ姫」のような深みには欠けるかも知れないけれど、十分面白い映画だと思います。

haurupaufu

そんな中で一点気に入らないのが、グッズが無闇に高い事ですね。ピンバッジが500円、ボールペンが600円、ゼンマイ仕掛けの城が1500円(正確には、それぞれ端数があります。)、一番安かったのがプラスチックの15cmの物差しで260円。どれもこれも高すぎです。せっかくですから公式パンフレット(600円)だけは買いましたが、他はちょっと買う気がしなかったですね。ジブリのグッズは何でも高いとしたものですが、もうちょっとなんとかならないのかな。

と文句を言いながらも、DVDが出たらすぐに買っちゃうんだろうな。もう一度隅から隅まで見たくなるのが、宮崎アニメの凄さですね。

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