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2004.11.30

新選組!38の2

新選組! 第47回「再会」その2

土方に、海舟から甲府行きを命じられた事を伝える近藤。何も聞かずに、近藤に付いていくという土方。

ドラマでは海舟から命じられた甲州行きですが、永倉の「浪士文久報国記事」では、かねて近藤が願い出ていたとあります。この頃、近藤と土方は、それぞれ「若年寄格」と「寄合席」に出世しており、それに併せて名前を「大久保剛」と「内藤隼人」に改めています。新選組始末記では、近藤達は甲府城を落とせば100万石が手に入り、近藤が10万石、土方が5万石、副長助勤が3万石と、念願の大名になれると浮かれていたとあります。軍資金は、幕府から2400両、松本良順からも4000両が支給され、大砲が2門、小銃(元込銃)500丁、実弾が一人当たり1000発という武装が整えられました。ただ、隊士が絶望的に少なく、やっとの思いで200名をかき集めたと言います。しかし、寄せ集めで録に訓練もしていない隊士が、どれだけの働きが出来るのか大いに疑問がありました。

新選組の名を改め、自らも名を変えた近藤と土方ですが、その背景には、新選組は鳥羽伏見で戦った事によって朝敵となっており、新政府軍が乗り込んでくればどういう処分を受けるか判らないという事情があったと言われます。また、甲府へ行ったのも、勅使が来る前に江戸を離れたのだと言います。これからすると、100万石の大名になるんだと浮かれていたというより、江戸にはもはや身の置き所が無くなって、やむなく甲府へ向かったという方がより真実に近いのではないかという気もしますね。

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