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2004.09.18

新選組!28の3

新選組! 第36回「対決見廻組!」その3

パソコンがクラッシュした事にともなって、録画しておいたビデオのデーターも消えてしまいました。このため残念ながら続きを書くことができなくなったので、要点だけを記します。

まず、ドラマの舞台となった祇園の大火ですが、これは実際にあった出来事です。1865年(慶応元年)3月26日午後7時頃、祇園末吉町より切り通し西入るにあった「万屋」の2階から出火し、たちまちの内に火は燃え広がり、北は新門前町、南は四条通を越えて100m程、西は東川端までが燃えたと言いますから、祇園の大半が燃えてしまったと言っても過言ではないですね。午前6時頃になってようやく鎮火、類焼家屋数1025軒、有名な一力亭もこのとき燃えています。今祇園に残っている古いお茶屋さんの大半は、この火事以降に再建されたものがほとんどのようですね。

新選組がこの火事に出動したというのも史実で、ドラマにあったように避難する群衆の誘導にあたったようです。隊士が逃げまどう舞妓や芸妓の中からなじみの女の手を引いて群衆の整理を行ったという事ですが、戦うばかりが新選組の職分ではなかったという事が窺えてなかなか興味深い出来事ですね。これ一つとっても、単なる殺戮集団ではなかった事が判ると思います。

一方、龍馬と西郷の間で進んでいく薩長同盟。いきなりビジネスの話から入っていますが、実際にこの案を龍馬が出すのはもう少し経ってからの事で、下関で行われるはずだった西郷と桂の会談が不調に終わった後の事です。このころには、龍馬は亀山社中と呼ばれる一種の商社を主催しており、薩摩と長州の取引をこの社中が仲立ちするという形で提案が行われたのでした。この3月の時点では龍馬はどこに居たのか判っておらず(おそらくは薩摩藩邸に匿われていたのでしょうが)、実際に活躍していたのは中岡慎太郎の方です。どうも龍馬の方が絵になりやすいせいなのか、中岡の功績がほとんど語られる事がないというのは気の毒な気がしますね。

この項は、木村幸比古「新選組と沖田総司」「新選組全史」、学研「幕末京都」「血誠 新撰組」、別冊歴史読本「新撰組の謎」「完全検証 龍馬暗殺」を参照しています。

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コメント

はじめましてなおくん。
新撰組について詳しく書かれているようなので、トラックバックさせていただきました。
まずは一言ご挨拶に来ました。
これからもたまに遊びにきます。
それでは、また。

投稿: bsarumizugame | 2004.09.19 00:36

bsarumizugameさん、コメントありがとうございます。新しい方からコメントを頂くというのは、やはり嬉しいものですね。こちらからも寄せていただきますので、よろしくお願い致します。

投稿: なおくん | 2004.09.19 09:54

こんにちはkeyfordです。
復旧して何よりでした。でもデータは残念でしたね。わたしも去年ハードディスクをダメにしてしまいました。
以前ご紹介のあったフルタの「新選組戦場録」シリーズがこちらで発売になりました。先日見つけて一個買いましたら鳥羽・伏見の馬上の土方でした。表情も動きもリアルで驚いています。色違いバージョンでしたのでいろいろ集めたくなってしまいます。シークレットは何でしょね。

投稿: keyford | 2004.09.19 11:09

keyfordさん、コメントありがとうござまいす。やっぱりパソコンライフには、バックアップは必須なのですね。痛い目に遭わないと判らないというのが情けないです。
「新選組戦場録」を手にされましたか。そういう話を聞くと、やっぱり先行発売はうらやましいですね。土方は、うちのひろくんが欲しがるだろうな。
シークレットは誰なんでしょうね。本命は坂本龍馬かな。大穴で鞍馬天狗(捨助版)なんていうのもおもしろそうですね。

投稿: なおくん | 2004.09.19 11:23

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相変わらず幕末の小説を読んでいます。 今回はえとう乱星の総司還らずです。 主人公 [続きを読む]

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