新選組! 壬生詣
昨日、新選組の故郷、壬生へ行って来ました。最近とみに新選組を興味を持ちだした息子達に教えてやるためで、八木邸、前川邸、壬生寺、光縁寺と巡ります。壬生界隈は、雨のせいか思っていた程の人出ではありませんでした。
まず訪れたのが八木邸。芹沢鴨が襲われた日もこんな雨の暗い日だったのでしょうか、ドラマを見た後なので余計に臨場感があります。息子達もガイドさんの解説に真剣に聞き入っている様子。鴨居の刀傷には、ドラマと同じだと驚いていました。
続いて訪れたのは壬生寺。壬生塚で芹沢鴨と平山五郎を始めとする隊士達の墓に手を合わせ、河合耆三郎の墓の前で、「あの入隊試験の時に藤堂と立ち会って、真似ばかりしていた人だよ。」と教えてやるとすぐに納得してくれました。ドラマの映像効果といもうのは、なかなか凄いものがありますね。ただ、土方ファンの次男は近藤の遺髪供養塔や胸像があるのに、土方関係の史跡が無い事が不満な様子です。
前川邸では、門内に入れる様になっていたのに驚きました。といっても庭先だけで建物内部の見学は出来ませんが、全く入れなかった以前からすると嬉しい変化です。中にはパネル展示コーナーやおみやげ物コーナーが出来ていました。
光縁寺は静かなもので、わが家以外に訪れている人は居ませんでした。ここでは、山南さんを始めとする隊士達の墓に手を合わせ、沖田氏縁者の墓について本堂の前に書かれている説明書を元に息子達に教えてやったのですが、もう一つピンとこない様子。ドラマの「ひで」さんのイメージが強すぎるのかな。
帰りは四条河原町へ出て、古高俊太郎邸跡を訪問。子供達に今日のドラマに出てくるからねと教えてやりましたが、周辺は全くの歓楽街ですから当時を偲ぶのは難しいですね。
京都の町はそこかしこで祇園囃子が流れており、池田屋事件の放映を前に訪れるには絶好の日だったかも知れません。新選組の世界にすっかり浸った一日でした。
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