2017.05.24

京都・洛北 京都新緑事情2017 ~京都府立植物園 5.20~

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京都府立植物園では、新緑もまた楽しむ事が出来ます。だんだんと新緑が深緑になって来ており、新緑という表題を使うのが苦しくなって来ているのですけどね、5月中はこれで押し通します。

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植物園でもみじが多いのは半木の森周辺です。ここを紅葉銀座と呼んでいたのは前園長でしたね。紅葉が素晴らしいという事は、新緑もまた素敵だという事です。

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ここも糺の森と同じく樹種が多くて、様々な木の新緑が見られるのも魅力の一つです。木に詳しい人なら、樹形や葉の色の違いから樹種まで判るのでしょうね。

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植物園の人気スポットの一つ、楠木並木でも新しい葉が出そろい、新鮮な色合いになっていました。ここは数年前に強剪定が行われましたが、だんだんと枝が伸び、樹形も整ってきた様です。

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この日、密かな人気を集めていたのはバイカモの花でした。水中に咲く事で知られる花ですが、見たのは私も初めてです。暖かいところでは生育が困難だそうですが、京都の町中で咲かせるとは、さすがは植物園と言って良いのかな。清楚で綺麗な花でしたよ。

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2017.05.23

京都・洛北 芍薬2017 ~京都府立植物園 5.20~

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この日、京都府立植物園を訪れたのは、バラの他にもう一つ、芍薬を見るためでした。まだ盛りには少し早かった様ですが、それなりの花が咲いており、十分に楽しむ事が出来ました。

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芍薬とよく似た花に牡丹がありますが、京都では咲く時期が異なり、牡丹が4月の末から5月の初め頃に掛けて咲くのに対し、芍薬は5月の下旬頃に咲きます。丁度今頃ですね。なので、二つの花の区別は容易なのですが、地方によっては同時に咲くところもあるとか。そうなると、見分けるのも大変になるのかな。

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見分け方はいくつかある様ですが、一つは草姿でしょうか。芍薬は草本性であるのに対し、牡丹は木本性である事から、芍薬は茎が一本すっと伸び、対する牡丹は枝分かれがしているという違いがあります。立てば芍薬と言う慣用句は、このあたりから来ているのかも知れません。

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また、葉の形や質感、つぼみの形、さらには花の散り方にも違いがある様です。芍薬の花が散っている所は見たことが無いのですが、花ごと落ちるそうですね。対して牡丹はバラバラになって散りますが、これは何度も目にした事があります。さらには芍薬は良い香りがするそうで、迷ったら匂いで確かめるという手がありそうです。

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芍薬はそろそろ見頃のピークを迎える頃かしらん。でも、たぶん今週末も、まだ見頃は保っていると思いますよ。

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2017.05.22

京都・洛北 春バラ2017 ~京都府立植物園 5.20~

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京都府立植物園では、春バラが見頃真っ盛りになっています。この日は雲一つ無く晴れた青空の下色鮮やかな花々を楽しませてくれました。

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その様はまさに花園と呼ぶに相応しく、訪れる人も後を絶たずといった状況でした。なので、人を入れずに写真を撮るのは至難の業で、この写真もじっとチャンスを待ち、誰もフレームに入ってこない一瞬を狙ったものです。

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幾種類もの花がある中で、特に印象に残ったのはこの絵日傘です。1974年に日本で作出されたものだそうで、黄と赤の鮮やかな対比が素晴らしいですね。

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こちらは毎年楽しみにしているスヴニールドゥ アンネ・フランク、いわゆるアンネのバラです。ベルギーにおいてアンネの形見として作出されたバラで、日本には彼女の父から寄贈されました。開花後に黄金色からサーモンピンク、そして赤へと変色するという特徴があり、アンネが秘めていたであろう可能性を表しているとされます。見る度に印象が変わるのは、この変色のせいなのでしょうね。

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つぼみはまだ沢山あったので、バラ園の盛りはまだ暫く続く事でしょう。でも、ピークは過ぎつつあると思われますので、なるべく早く見に行かれた方が良いと思いますよ。

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2017.05.21

京都・洛北 京都新緑事情2017 ~下鴨神社 5.20~

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平成29年5月20日、新緑を求めて下鴨神社を訪れてきました。ここは言わずと知れた糺の森で、落葉樹のみならず常緑樹も数多くあります。その常緑樹も新緑の季節を迎えており、もみじなどとは違った色合いを見せてくれています。

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御手洗池から楼門を見た景色はこんな具合で、早春に光琳の梅を見たときとはまるで違った鬱蒼とした雰囲気になっています。ちなみに左の木は桜である事に初めて気が付きました。桜の季節には一度も来たことが無かったものね。来年の春にはこの花を見に来なくてはいけないな。

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参道の新緑は実に鮮やかなものでした。様々な樹種が織りなす緑は、爽やかそのものです。葵祭の行列はこの緑の下を行くわけで、一度はここで見ておきたいな。

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馬場の方の緑は、一層深く感じます。まさに緑のトンネルですね。その中に真新しい仮社殿が造られている事に気づきました。これは雑太社(さわたしゃ)と言い、古くからこの地にあった下鴨神社の末社だそうです。昭和20年に行われた式年遷宮の際に解体されたのですが、戦後の混乱期に紛れてそのままになっていたのでした。それを今回の式年遷宮に合わせて再建しようとされているのだとか。

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その雑太社の御祭神は神魂命であり、その名にある魂が球に通じる事から、明治43年にこの社の前で日本で最初のラグビーの試合が行われました。その事を記念して第一蹴の地という石碑が建てられているのですが、今回調べてやっとその意味がわかりました。なので、この社に掛けられる絵馬はラグビーボールの型をしています。

ラグビーワールドカップが2019年に日本で行われるにあたり、この社も今後注目を集める事になるかも知れませんね。


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2017.05.20

京都・洛東 京都新緑事情2017 ~無隣庵 5.14~

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岡崎界隈の散歩、最後に訪れたのは無隣庵です。明治の元老、山県有朋の別荘で、明治27年から29年にかけて建設されました。

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作庭したのは七代目小川治平衛ですが、コンセプトは山県自身が指示を出したそうです。まず、東山を借景とし、苔の代わりに芝生を植え、植栽にモミの木を使い、琵琶湖疎水の水を引いた小川を園内に流すというものでした。日本庭園としては型破りなもので、さすがの植治も相当に困ったそうですね。

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造営同時は周囲には何も無かったのですが、その後開発が進み、景観が損なわれる様になりました。このため、周囲の樹木の剪定を最小限とし、目隠しとしていたのですが、その反面せっかくの東山が見えなくなるという弊害も出ていました。近年はこの弊害を除去するために剪定を工夫し、周辺の目隠しの効果を維持しつつ、主山の東山が見える様にするという技術を開発したのだそうです。

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無隣庵は、現在は京都市の管理となっており、茶室や母屋の二階は有料で借りる事も出来ます。また、ライトアップ付きで一晩まるごと借りる事も出来ますが、30万円だそうで、これが高いがどうかは判断に悩みますね。

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無隣庵には洋館もあって、その二階には障壁画が描かれた洋間があります。この部屋で、明治36年に、山県有朋、伊藤博文、小村寿太郎、桂太郎の4人によって日露開戦前の外交方針が決められた無隣庵会議が開かれたとの事です。明治の歴史の岐路がここにあったとは、感慨深いものがありますね。

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2017.05.19

京都・洛東 京都新緑事情2017 ~南禅院 5.14~

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南禅院は南禅寺の塔頭の中でも、南禅寺発祥の地として特別な位置にある寺です。ここは南禅寺の開基である亀山法皇の離宮跡であり、その離宮を寄進し大明国師を開山として発祥したのが南禅寺のはじまりです。

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その本堂には亀山法皇の木造が安置されているはずなのですが、この日は頂相が掲げられていました。たぶん大明国師の頂相なのでしょうか。

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南禅院の庭園は池泉回遊式で、実際に歩いて回ることが出来ます。庭園にはもみじが多く、今の季節には新緑が見事ですね。

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作庭したのは亀山法皇自身で、後に無窓国師によって完成させられたと伝えられます。京都市内に残る唯一の鎌倉時代の庭で、史跡・名勝に指定されています。

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正直言って、少しもみじが茂りすぎな観もあるのですが、その分緑に溢れているとも言えましょうか。拝観料も300円と格安ですし、穴場スポットとしてお薦めの場所の一つです。

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2017.05.18

京都・洛東 京都新緑事情2017 ~天授庵 5.14~

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南禅寺の塔頭の天授庵は、もみじの名所として知られたところです。南禅寺という名所の中にさらに違う名所があるのも面白いですが、本寺とは異なる別世界を持っているからこそ成立する話です。

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天授庵の庭は、苔と白砂、それにもみじを主体としています。そこに松や百日紅、そして沙羅の木が溶け込むようにして配されています。ふと歩いてみたくなる石畳も印象的ですね。

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この日はそれなりの数の拝観者が居たのですが、暫く待っていると誰も居なくなってしまいました。これがこの時期の京都の特徴で、混んでいる様でも意外な程静かな時間を過ごす事が出来るのです。

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なので、この構図の写真も撮り放題です。紅葉時分なら至難の業なのですけどね。あまりに容易に撮れてしまうので、有り難みが少なくなってしまいます。

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南庭では、カキツバタの園芸品種が咲いていました。この花は初めて見たかな。ここの池の主役である睡蓮は、まだもう少し時間が掛かる様でした。また夏になったら、蝉時雨を聞きながら睡蓮を見るのも良いかなと思っているところです。

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2017.05.17

京都・洛東 京都新緑事情2017 ~南禅寺・水路閣 5.14~

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南禅寺の中でも特別な区域が水路閣、サスペンスドラマなどの舞台として有名ですよね。その実態は琵琶湖疎水の分線の一部で、今でも現役の水路として橋の上には水が流れています。

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その水路閣の周辺にももみじは多いですね。今は新緑が彩り、秋には紅葉が映えるという絵になる場所です。

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それらのもみじは、たぶん意識して植えられたのでしょう。和と洋が融合した今の姿は、先人が目指したものだったのかな。

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一つ疑問なのは、水路閣は誰かが洗っているのでしょうか。もし何もしないで放置されているのなら、全体が苔むして緑になっている様な気がするのですけどね。どうなのかしらん。

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こちらは水路閣の終端部。ここはあまり気にする人が居ないでしょうね。この端まで行くと水面を見る事が出来ます。そこには魚を捕ってはいけないという看板があって、実際大きな錦鯉が泳いでいました。琵琶湖には居ないでしょうから、誰かが放したのでしょうね。水路閣の上には錦鯉が居るって、ちょっと面白いと思いません事。

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2017.05.16

京都・洛東 京都新緑事情2017 ~南禅寺 5.14~

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平安神宮から南禅寺へとやって来ました。ここでは平安神宮では盛りを過ぎていたツツジが、まだ見頃を保っていました。一口にツツジと言っても種類が沢山あり、見頃になる時期もそれぞれによって違いがある様です。

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もみじの緑は新緑と言って良いのか微妙なところでしたが、まだ新鮮な色合いが残っていたのでここでは新緑としておきます。厳密には青もみじと言うべきなのかしらん。

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それにしても修学旅行生が多かったな。少人数のグループ行動から団体行動まで様々で、学校によって方針が違うのかしらん。私ならグルーブ行動の方が良いですね。私の頃にはそんなパターンは無かったものなあ。

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もみじの枝を良く見ると、花が散って赤い種に変わっていました。ここまでは早いですけど、種が熟すのは夏を越して秋になってからです。それまでの長い時間枝に止まり続け、秋の紅葉と共に地面に落ちていきます。形がプロペラ状ですから、風に乗れば結構遠くまで飛ぶ様ですよ。

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今はそうやって地面に落ちた種が芽を出している時ですね。もみじの下を探すと、小さな苗木を見つける事が出来ます。もっとも、禅寺などでは掃除が行き届いているので、探すのには不向きかな。もし公園などで見つけたら貰って帰って、小さな盆栽に仕立てるというのも一興ですよ。

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2017.05.15

京都・洛東 睡蓮2017 ~平安神宮 5.14~

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平安神宮では、睡蓮も咲き始めていました。まだ見頃と言うには少し早い感じですが、花そのものは楽しむ事が出来ますよ。

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睡蓮が咲いているのは西神苑と中神苑です。西神苑は花菖蒲、中神苑は杜若と共に楽しむ事が出来ます。

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今咲いているのは主として白と赤の二種類、もう少し経てばさらに花の種類は増えていきます。

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睡蓮の他にはコウホネも咲いていました。小さな花ですが、黄の花色で存在をアピールしています。

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東神苑には睡蓮もコウホネもありません。その代わり、4月には枝垂れ桜が咲き、もう暫くするとサツキが池を取り巻くようにして咲き出します。今年は一部でつぼみが膨らんでいましたが、まだ変化の無い株が多かったので、少し遅めの進行になるかも知れません。行かれる時には、平安神宮のブログ「はんなり便り」を参照されると良いですよ。

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